ひふみは相場の神ではない
このところ、ひふみシリーズ(ひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金)の運用成績が悪いようです。7月の最後は、2日続けて1.5%近い下げとなりました。この結果を受けて、レオスの公式ツイッターには、熱い返信が並んでいます。
本日の基準価額です。 ☆ひふみ投信 51,951 -749 -1.42% ☆ひふみプラス 42,369 -608 -1.41% ☆ひふみ年金 15,550 -223 -1.41%
— レオス・キャピタルワークス公式ツイッター (@rheos123) 2018年7月30日
本日の基準価額です。 ☆ひふみ投信 51,205 -746 -1.44% ☆ひふみプラス 41,760 -609 -1.44% ☆ひふみ年金 15,327 -223 -1.43%
— レオス・キャピタルワークス公式ツイッター (@rheos123) 2018年7月31日
- こんな時もあるのでは?
- 解約祭は起こるのか?
- 結論
銀行で投資信託を買ってはいけない
先日、金融庁が「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて」というレポートを発表しました。
https://www.fsa.go.jp/news/30/sonota/20180629-3/20180629-3.htmlwww.fsa.go.jp
KPIとはKey Performance Indicatorの略で、投資家にとって金融機関の良し悪しを判断するための指標です。金融庁は、もともと各金融機関がそれぞれにKPIを設定して公表するように求めていました。ところが、各金融機関が自分に有利になるようなKPIを設定して公表したため、何の役にも立たないものになっていました。そもそも、投資家が金融機関の良し悪しを判断するための指標なのに、各金融機関がバラバラの指標を公表しても金融機関を比較するという目的に使えるわけがありません。この点をようやく理解した金融庁は、共通KPIという各金融機関に共通のKPIを設定し、これを公表するように求めました。その結果をまとめた資料が先日公表されました。
- 前提
- 銀行は相談しに行くところ
- 資産クラスごとのリターン、リスク、シャープレシオ
- 約半数の投資家損してる?
- 結論
がんばれ!ニッセイアセットマネジメント!!(買わないけど)
ニッセイアセットマネジメントが、購入・換金手数料なしシリーズのインデックスファンドで、信託報酬を引き下げると発表しました。
https://www.nam.co.jp/news/fpdf/180629_press101.pdfwww.nam.co.jp
これで、インデックスファンドではニッセイの信託報酬が最低になったわけですが、乗り換えまでは考えていません。まず、すでに購入済みのファンドは、含み益に対する税金を考慮すると売ってまで乗り換える必要はありません。今後の積立についても、eMaxis Slimが、わずか0.001%とはいえ失った信託報酬最低の座を取り返しに来てくれることに期待します。eMaxis Slimにはこのような将来の信託報酬引き下げ期待があるので、なかなか乗り換えようとまでは思わないですね。eMaxis Slimの目論見にまんまとはまっているのですが。
ところで、去年に買った、たわらノーロードも追従してくれないかなあ。