株が下がるとGPIFの株式運用を批判をする人達
株が下がるとGPIFがいくら損したと声高に叫ぶ人たちがいます。現在も、平成30年度第3四半期でGPIFが14兆円の損失を出したと大騒ぎです。しかし、よく分散された長期の株式投資が、債券投資よりもリターンが大きいことは歴史的に見て明らかです。
実際、GPIFは市場運用を始めてから平成30年度第2四半期までで71兆円もの利益を上げています。第3四半期で14兆円の損失を出しても、まだ57兆円のプラスで、市場運用をしてよかったという状況はゆるぎません。さらに利益が減っていく可能性もありますが、いつかは底を打ち、いずれ今よりも株価が高くなる可能性が高いのですから、このまま市場運用を続けて、何の問題もないと思います。間違っても、市場運用を否定する人達に政権を取らせて、年金を破綻させるようなことがあってはならないと思います。