rukbatの世界分散投資

30代後半のサラリーマンが国際分散投資で早期退職を目論むブログです。

平成31年からはつみたてNISA

平成31年が明けました。去年、私は一般NISAを選びましたが、今年からはつみたてNISAを選択しようと思います。

制度のおさらい

一般NISAとつみたてNISAの特徴をまとめると、次のようになります。

一般NISAつみたてNISA
年間投資額120万円40万円
非課税期間5年20年
投資対象株式、株式を含む投資信託金融庁が指定した基準を満たす投資信託
ロールオーバー5年後の一般NISA枠に全額ロールオーバー可能不可

簡単にまとめると、金額は少ないけれど投資期間が長いつみたてNISAと、金額は多いけれど投資期間が短い一般NISAという関係です。私は、新規投資分は、つみたてNISA対象の投資信託にしか投資するつもりはないので、投資制限は特に問題になりません。

平成31年以降の一般NISAはロールオーバーできない

1年前に、平成30年のNISA枠をどちらにするか考えるときに、次の図を理由に一般NISAを選びました。
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10〜15年くらいの投資期間では、一般NISAの方が免税額が多くなるという試算です。この試算は、一般NISAは5年後にロールオーバーする条件で計算しています。*1しかし、一般NISA口座は、平成35年までしかつくれません。つまり、平成31年につくった一般NISA口座の金融商品は、ロールオーバー先の一般NISA口座をつくれないということです。5年後のロールオーバーがなければ、先の試算結果は次のようにかわります。
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この結果を見ると、13年目からつみたてNISAが一般NISAを上回っています。また、10年や20年後の株価は、今より高い可能性が高いですが、5年後の株価はどうだか分かりません。国際分散投資で確実に利益を出すには、10年以上の投資期間が必要だと私は考えており、たった5年で結果を出さなければならない一般NISAは不向きだと思います。このような理由から、今年からつみたてNISAを選択することにしました。

まとめ

過去記事へのリンクです。試算の条件などは、こちらをご覧ください。

*1:つみたてNISAは5年後に40万円の新規投資を行う。