現役世代はなるべく配当を受け取ってはいけない
日々、働いてキャッシュフローを得ている現役世代にとって、アーリーリタイアするという人生は憧れるものがあります。このとき、その後の数十年の人生を考えた場合、貯金を取り崩して生活していると、貯金が尽きるまでに死ねるかという本末転倒なことを考えてしまいます。そこで、株式の配当のように、働かなくても継続してお金がもらえる仕組みは非常に安心感があります。このため、アーリーリタイアを目指して、安定して配当を出すアメリカの高配当株に投資し、配当の再投資を繰り返す戦略を取っている方も多いと思います。
しかし、この戦略は適切でないと私は思います。*1
- 安心感を買うために税金を払う?
- 配当は毒入りの蜜
- 高配当戦略で税金もアップ
- 自分年金は投資信託の定期解約で
- 小額の解約なら元本は減らない
- 解約の方が税金も有利
- 結論
*1:この記事は、高配当戦略(高配当株への集中投資が市場平均に対して優位だとする考え方)を否定しているのではなく、高配当戦略をとっても配当金を受け取らないようにすべきと主張しています。
5月の優待クロス
5月は、スター・マイカ(3230)とコスモス薬品(3349)をSBI証券の一般信用でクロスしました。どちらも権利付最終日にクロスしたので、貸株料は1日分です。スター・マイカはクオカード1000円分、コスモス薬品は自社商品券5000円分がもらえます。
コスモス薬品は全国展開していないためか、優待額の割になかなか売り切れなかったので、家の近くに店舗がある場合は狙い目ではないでしょうか。
スター・マイカは、23日には売り切れていたのですが、25日に復活していたのでクロスしました。こういうこともあるので、権利付最終日の前営業日の19時には、一般信用の在庫チェックをした方が良さそうです。
SBI証券の一般信用で優待クロスをするなら、こちらもどうぞ。
rukbat-cross.hateblo.jp
我らが金融庁 森長官が守ろう!
産経にこんな記事が出ていました。
headlines.yahoo.co.jp
金融庁の森信親長官が、スルガ銀行の不正融資問題の責任を取って辞めさせられるかもしれないという記事です。
それでも住宅ローンの支払いは先送りした方がいい
こんな記事を読みました。
moneyforward.com
要約すると、住宅ローン控除で利息以上の税額控除がある(頭金を入れず、なるべく借入額を増やした方が得をする)場合でも、住宅資金として貯めたお金を使ってしまう恐れのある人は、住宅ローン控除が終わってから繰上げ返済と考えず、頭金を入れた方がいい、という内容です。その理由は、
相談者さんのようにこれから教育費がかかってくるご家庭では、大学進学の資金などが必要になり、やむなくマイホーム資金を取り崩して支払うというようなことも起こりえるでしょう。(中略)
教育だけではなく、介護や病気などでも起こり得ます。ですから「10年後」にお金が残っているかどうかは、まったく保証されていないのです。
ということです。
この意見は、もっともらしく見えますが、私はこの意見に反対です。
- 現金を持っていないリスクは高い。
- 現金を持っていれば取り崩して再起を計れる。
- 入金は早く、出金は遅く。