rukbatの世界分散投資

30代後半のサラリーマンが国際分散投資で早期退職を目論むブログです。

新興国株式クラスはファンド オブ ETFsで

以前の記事で、楽天全世界株式インデックス・ファンドより、国内の投資信託を組み合わせた方が総合的に経費が低くなるという考察をしました。
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これは、ETFを買い付ける投資信託(ファンド オブ ETFs)では、構造的に外国税を二重に支払う必要があるからです。このため、一般にファンド オブ ETFsと通常の投資信託の経費の差は見た目ほど大きくはありませんし、場合によっては楽天全世界株式インデックス・ファンドのように、見た目の経費率はファンド オブ ETFsの方が低いですが、実質的には通常の投資信託を組み合わせた方が低くなるという事も起こります。
しかし、元の経費率の差が大きければ、外国税の不利を差し引いてもファンド オブ ETFsは有効な投資先になると思います。そのような条件を満たす資産クラスが新興国株式だと考えています。
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新興国株式ファンドの経費率は高い

MSCIコクサイ指数をベンチマークとする先進国株式ファンドは、かなり経費率が下がっており、わざわざファンド オブ ETFsを選ぶ理由はなくなってきたと思います。しかし、新興国株式ファンドはまだ経費率が高いままです。例えば、たわらノーロード新興国株式は、経費率が0.804%もありますが、新興国株式ファンドの中では最安クラスです。このように、依然として経費率が高い資産クラスに対しては、ファンド オブ ETFsの経費率の安さは魅力的だと言えるでしょう。

ファンド オブ ETFsは競争が激化

しかも、新興国株式クラスのファンド オブ ETFsは、これまではSBIのEXE-i新興国株式ファンドの独壇場でしたが、11月に楽天新興国株式インデックス・ファンドが設定されると、今度はSBIがEXE-iつみたて新興国株式ファンドを設定するなど、競争が始まっています。それに応じて信託報酬も下がりました。SBIのEXE-i新興国株式ファンドは、0.3794%でしたが、楽天新興国株式インデックスファンドは0.2696%、EXE-iつみたて新興国株式ファンドはなんと0.1948%です。

国税の二重課税を考慮してもファンド オブ ETFsが有利

ファンド オブ ETFsの経費は通常の投資信託の半分以下であり、ここまで低ければ外国税の二重課税分(0.228%程度)を考慮しても、ファンド オブ ETFsの方が経費的に有利になります。私は現在、EXE-i新興国株式ファンドを積立していますが、より経費の低いファンドに積立先を変更しようと思っています。ただ、楽天バンガードファンドのベンチマークとの乖離が大きいことも気になるので、もう少し様子を見てからになりますが。