rukbatの世界分散投資

30代後半のサラリーマンが国際分散投資で早期退職を目論むブログです。

やっぱりつみたてNISAでなく一般NISAを選択します

以前の記事で来年からつみたてNISAを選択すると言っていました。

しかし、変心して一般NISAを選ぶことにしました。ロールオーバー時の上限額が撤廃されたためです。

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NISAのロールオーバー時の上限額撤廃

これまでは、NISAで投資した証券が値上がりしても、ロールオーバーできるのはそのうちの120万円分だけでした。しかし、平成29年度の税制改正で、この上限額が撤廃されました。
www.mof.go.jp
具体的に、今年(平成29年)にNISAで120万円投資した場合を考えます。この場合、平成33年の年末までは非課税で投資でき、平成34年の年初に売却するか、課税口座に移管するか、平成34年のNISA口座に移管(ロールオーバー)するかを選択する必要があります。このうち、ロールオーバーする場合の制度が変わりました。
例えば、120万円投資して、平成33年の年末に評価額が150万円に値上がりしていた場合、これまでの制度では、そのうちの120万円分しか平成34年のNISA口座にロールオーバーできませんでした。残りの30万円分は、売却するか、課税口座に移管する必要があったのです。
ところが、今年の税制改正によりロールオーバーの上限額が撤廃されたため、先の例では150万円分すべてを平成34年のNISA口座にロールオーバーできるようになりました。これは、実質的に120万円の枠を10年間非課税で投資できることを意味します。一方、つみたてNISAだと2年分で、80万円が20年間非課税になります。一般NISAの方が1.5倍の非課税枠がありますが、つみたてNISAの方が2倍長く投資できる事になります。そこで、どちらの方が免税額が大きくなるかを、次に考えたいと思います。

免税額の比較

[以前の記事と同様、一般NISAに120万円と80万円、つみたてNISAに40万円の3パターンで投資した場合の免税額を比較します。計算の条件は、投資した資産は年率5%で成長していき、配当金/分配金は無しとしました。一般NISAでは5年後に全額をロールオーバーするとして計算しました。このため、6年後から10年後までの間も免税額が増えています。また、ロールオーバーすることで一般NISAは5年後のNISA枠を使うため、つみたてNISAも同じ年に40万円の追加投資をするとして計算しました。その結果が以下になります。
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この結果から、20年丸々投資するならつみたてNISAの方が有利ですが、投資期間が10年程度で最初から120万円を投資できるなら一般NISAの方が有利になります。つみたてNISAの免税額が一般NISAの免税額を上回るのは16年以上投資した場合です。私の場合は、10年から15年後くらいで高配当戦略に切り替えたいと思っていますので、そのくらいで売却することを考えて一般NISAを選択することにしました。