rukbatの世界分散投資

30代後半のサラリーマンが国際分散投資で早期退職を目論むブログです。

ソーシャルレンディングにも出資しています

私の投資のメインは、債券と株式への世界分散投資ですが、高金利に惹かれてソーシャルレンディングにも出資しています。最近、みんなのクレジット問題があり、揺れているソーシャルレンディング業界ですが、私はSBIソーシャルレンディングLucky BankクラウドクレジットAqushの4社に口座をつくって、出資しています。これらの会社で実際に出資してみて感じた、ソーシャルレンディング全体に関する感想をまとめたいと思います。
なお、個々の会社に対する感想は、今後まとめていきたいと思います。

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(薄月)

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人と貸したい人をネット上で結びつけるサービスです。これまで、個人が他人にお金を貸す場合、個人的なつながりで貸すか、銀行にお金を貸し(預金と呼ばれています。)、そのお金を銀行が他人に貸すというパターンしかありませんでした。しかし、ソーシャルレンディングの登場により、個人が赤の他人にお金を貸して利子を得ることができるようになりました。この時、ソーシャルレンディング業者は、貸し借りの仲介をして手数料を取るだけで、借り手が借金を返せなくなっても、何もしてくれないし、返済に責任を負ってもくれない点に気をつけなければなりません。

魅力は高金利!

ソーシャルレンディングの魅力は、何と言っても金利が高いことに尽きます。マイナス金利政策のもと、銀行の定期預金金利は大手銀行で0.01%、高いところでも0.5%という状況です。そんな中、ソーシャルレンディングに出資すると、低いところで3%程度、高いところだと10%を超える金利が付きます。

リスクは高い?

ソーシャルレンディング金利は高いのですが、その分リスクも高くなります。主なリスクは、借り手の信用リスクでしょう。
銀行預金の場合、借り手が借金を返せなくなっても、銀行が損をして預金を返してくれます。つまり、銀行が信用リスクを取っています。一方、ソーシャルレンディングは借り手が借金を返せなくなると、貸し手が損をしてソーシャルレンディング業者は特に損をしません。つまり、貸し手が信用リスクを取っていることになります。このように、信用リスクを貸し手が取っているから、金利が高くなるということを忘れてはならないと思います。
また、もう一つの大きなリスクとして、ソーシャルレンディング業者の信用リスクがあります。預金や株式、投資信託の場合、預けている銀行や証券会社が倒産しても、預金や証券は戻ってきます。しかし、ソーシャルレンディングの場合、貸したお金は戻って来ない可能性が高そうです。
このように、それなりにリスクは高くなっています。このため、使いみちの決まっていない余裕資金で出資するべきでしょう。
ただし、担保付きの案件に出資すれば、借り手が倒産しても出資金が全く戻って来ないことは考えにくく、充分に分散して出資しておけば、その利率の高さも相まって損をする可能性は少ないと考えて、私は業者と案件を分散して出資しています。

その他

ソーシャルレンディングからの所得は、雑所得になります。利子が支払われるときに源泉徴収されていますが、ソーシャルレンディングの利子等で20万円以上になるとサラリーマンでも確定申告が必要になるのでご注意ください。

私が投資している各社についての記事です。