rukbatの世界分散投資

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つみたてNISAと一般NISAはつみたてNISAを選択します

平成30年から、つみたてNISAが始まります。あと半年ちょっとありますが、そろそろ来年のNISA口座にどちらを選ぶかを考え、タイトルの通りつみたてNISAを選択することにしました。投資ブログ界隈では一般NISAを選ぶ方が多いようですが、つみたてNISAを選ぶことにした考え方をまとめました。

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(一週間ほど前の空です)

一般NISAとつみたてNISAの違い

一般NISAとつみたてNISAの違いをまとめると、次のようになります。

一般NISAつみたてNISA
年間投資額120万円40万円
非課税期間5年20年
投資対象株式、株式を含む投資信託金融庁が指定した基準を満たす投資信託
簡単にまとめると、一般NISAは多額で非課税の期間が短い、つみたてNISAは少額で非課税の期間が長いという違いがあります。また、投資対象も異なりますが、私が投資している投資信託は、金融庁の基準を満たすものばかりのため、私にとっては実質的な差はありません。

どちらを選ぶべき?

どちらを選ぶべきかを判断するため、一般NISAに120万円と80万円、つみたてNISAに40万円の3パターンで投資した場合、それぞれどのくらいの税金が免除されるのかを計算した結果を下図に示します。計算の条件は、投資した資産は年率5%で成長していき、配当金/分配金は無し、NISAでない場合の譲渡益税は20%としました。
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図のように、10年以上投資するなら一般NISAに80万円投資するよりつみたてNISAに40万円投資した方が免税額が多く、13年以上投資するなら一般NISAに120万円投資するよりもつみたてNISAに40万円投資する方が免税額が多くなる、という結果になりました。また、20年間持ち続けた場合、つみたてNISAの免税額は一般NISAの倍近くになります。長期(15年以上)で投資するなら、一般NISAよりつみたてNISAを選択した方が良いということになります。

とりあえずつみたてNISAを選択

私は現在38歳で、55歳くらいにはリタイアしたいと考えているため、投資期間は15年と少しです。このため、とりあえず最初の5年程度はつみたてNISAを選択しようと考えています。
なお、一般NISAでなくつみたてNISAを選ぶ理由はもう一つあります。それは、一般NISAの期間が5年と短いことです。私は世界経済が成長していくと信じているため、長期で世界に分散投資をすれば資産は増えていくと考えています。しかし、5年程度では上がったり下がったりの変動。実際、リーマンショック前の高値でS&P500に投資した場合、5年後には回復しきっておらず、損失が出ました。一般NISAの制度では、売却時に損失が出ていると、課税口座で購入していたよりも不利になるため、5年という期間は短すぎると思います。一方、つみたてNISAのように20年あれば、経済ショックの直前に買っても回復して利益が出ている可能性が高くなります。このような理由で、私はつみたてNISAの方が有利ではないかと考えています。

NISA制度のあるべき姿

以上のように一般NISAとつみたてNISAを比べましたが、NISAのもとになったイギリスのISAでは、ISA口座内で現金の保有やスイッチングが可能で、ISA口座から現金を引き出さない限り非課税が続くそうです。引き出し制限のないiDeCo口座のようなイメージでしょうか?このような制度だと、前述の「5年後に値下がりしていたら・・・」という問題もありませんし、今何かに投資して、後でより有利な投資先が出てきた場合も気軽に乗り換えられます。手本にした制度をわざわざ劣化させず、イギリスの制度をそのまま持ってくれば、金融庁が提唱する「貯蓄から投資へ」がもっと進むのではないでしょうか?

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