rukbatの世界分散投資

30代後半のサラリーマンが国際分散投資で早期退職を目論むブログです。

積立頻度はリターンに影響がない?

先日、こんな記事を読みました。

定額ずつの積立投資をする場合、買付頻度はリターンにほとんど影響を与えないという記事です。なかなか衝撃的とも言えるし、当たり前と言えば当たり前の結論でもあります。

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(左上の星は多分木星です。)

最初、驚きますが。

最初に見たとき、この記事の結論は多くの人が驚くのではないでしょうか?私を含めて、積立投資をしている人は、買付頻度を上げることで、高値で買ったり安値で買ったりを平均化しており、買付頻度を上げれば上げるほど、平均化が進むと思っています。そして、おそらくこの考えは間違ってはいません。

冷静に考えると納得できます。

では、何故リターンに差がでなかったのでしょうか?それは、少ない買付頻度でも、ある程度長期間の積立を続け、買付回数が多くなれば、十分に平均化されるからだと思います。つまり、毎月買付を行っていけば、数年で数十回の買付を行うことになります。それだけ分散すると、十分に平均化されて毎日買付したのと大差ないリターンになるのでしょう。
逆に、積立期間が短く買付回数が少ない場合は、有意な差がでるものと思います。このことは、積立投資の初期ではばらつきの影響が目立ちますが長く続けると平均的なリターンに収斂していくという感覚的な理解とも一致しています。